あどけなさの残る働く女性の一瞬のしぐさをとらえた愛らしいイラストを描く台湾のイラストレーター「天之火」さんの個展です。
今展は日本初個展となり、近年続けてきた「台湾OL」シリーズの作品で展示構成されます。
仕事モードでキメて凛々しくテキパキと働く「ON」状態と仕事モードから離れ素の状態の「OFF」。
そして、その中間の混在したなり切れなさが残る「素の私と仕事モード」。
毎日の仕事と生活の中で訪れるモードのスイッチの切り替え。
そのシチュエーションと表情を表現した繊細なイラストをご覧ください。
ゲームの美術担当を経て、現在はフリーランスのクリエイター・イラストレーター。
普段から人々の日常生活を観察しながら、クロッキーをしたりしている。
ほかにプラモデル鑑賞したり、 ゲームをしたり、アニメとマンガを楽しんだりしている。 .
ビジネス街の近くに住んでいたころ、毎日出入りするサラリーマンを観察していた。
そこから台湾OLシリーズが生まれた。
「OL達がバイクに乗って通勤する日常風景にこそが、台湾のアイデンティティが隠されているのではないだろうか」 なお台湾のバイクの数は人口数と相当しており、男女両方が結婚後でも、それぞれ仕事を辞めずに働き続けることが多い。(天之火)